職場で起きるハラスメントの「現況種類と要因」
ハラスメントとは、相手のことを考えずに言葉や行動によって大変
不快な思いや心に傷を負わせるような状態に追い込んでしまう行為を
言います。
このような行為者に意図があったか無かったかは関係ありません。
相手が不快に感じたり傷ついと思ってしまうような行為そのものが 「ハラスメント」とみなされるのです。
一般常識を超えた発言や行為には気を付けなくてはなりません。
・職場内で起きやすいハラスメントの種類を挙げてみます
今ではハラスメントの種類は40種ほどになっているようですが、ここでは職場に於いて起きやすいハラスメントを紹介します。
♯1.パワーハラスメント 一般にパワハラと言われ、職務上の権力や地位を乱用し、職場で働くものへ精神的苦痛や
身体的 打撃を与える事を指します。
1位 役員から受けた 2位 上司から受けた 3位 同僚から受けた 4位先輩から受けた
しかし最近では部下から上位へセクハラ行為が増えていることも事実です。
例: 上司がPCの扱いで分からないことを部下に聞いたところ同じような事を前にも教えましたよ!!と言って指導はして
くれなかった。 他多数あり
♯2.セクシャルハラスメント セクハラと言われていて、これは相手に性的な嫌がらせをすることにより個人の尊厳を
傷つけたり同じ職場で働く社内環境を悪化させたりと広い範囲で悪影響を及ぼすことが多い。
職場の上司や先輩から受けることが多く、性的な言動や嫌がる部下にしつこく浸食に誘ったりと多種多様にわたり起きている。
行為者は、セクハラだとは思っていないことが多く、厳重留意すべき必要があります。
♯3.マタニティーハラスメント 妊娠中・出産間近・子育て中の女性に対し嫌がらせや失礼な言動をすることを言う。
妊娠した旨を報告しに来た職員に対し、降格や減給、又は解雇や社員が職場に復帰しやすい環境づくりも重要である事も
忘れないよう努力すべきです。
♯4.時短ハラスメント ジタハラと言われ、業務や成果はこれまで同様に求め、労働時間の減少を要求した上で丸投げを
する行為を言います。
もし時短要請をするのであれば、企業の考えを提示し上手く事が運べるように話し合いサポートする必要があります。
♯5.ジェンダーハラスメント 「女のくせに」「男なのに・・・」等とその人のイメージ等から非難に相当するような
言葉や強要するような嫌がらせを指します。
その他多数ありますが、このような言われて不快に思う言葉や行為は、側にいる人までも不快にするものです。
言葉や行動には十分に気を付ける必要があります。
中には、「エッ!!こんなこともハラスメントになるの?」と思われている方もいるのでは?
先に申しました通り、「ハラスメントとは、人権侵害の事です」自分は平気でも平気ではない人もいる事を忘れずに。
「話す基準は、自分ではなく、相手であることを忘れてはなりません」